伊ファッションブランド「ロベルタ ディ カメリーノ（ROBERTA DI CAMERINO）」が5月20日、東京・銀座の店舗を移転し、有楽町に新フラッグシップショップをオープンした。店内では、20〜30代女性向けの新コレクションなどを展開している。

　「ロベルタ ディ カメリーノ」は、1945年にジュリアーナ・カメリーノが設立したブランド。「R」のシンボルマークと赤・緑・紺をメインとした大胆な配色を特徴とし、モナコ王妃グレース・ケリーが愛したアイコンバッグ「バゴンギ」や、だまし絵を用いたバッグやパネルドレスなどで知られている。

　有楽町1丁目に位置する新旗艦店は、1階約38平方メートル、2階約74平方メートルの2フロアで構成。「CROSS」をコンセプトに、過去と未来、伝統と革新、イタリアと日本といった交差を表現する。白を基調とした内装の1階には、新コレクションを展開。イタリアの美術館を意識したというクラシックな空間の2階には、定番のバッグやイタリアから取り寄せたブランド創業当時のベルベットを展示。好みの生地を選んで、バゴンギをタウンユースに仕上げた「バコンビーナ」をカスタムオーダーして作成する「バゴンビーナオーダー」（税別13万5,000円）のセミオーダースペースを設置した。

　新コレクションには、夏をイメージさせる爽やかな配色のトートバッグ「アドリア」（税別4万2,000円）、70年代のデザインを復刻させた「オールドファッション」（税別9万2,000円）、「バゴンビーナ」（税別8万5,000円）、格子柄のステッチが施されたフラップが印象的な「ウノ」（税別6万5,000円）、バイカラー×バイマテリアルの財布「イザール」（税別3万3,000円）などがそろう。